2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
シンガポールREIT関連で最大のREITイベント "REITs SYMPOSIUM 2022" が実施されました。今年は会場とオンラインのハイブリッド形式です。 Interview/Presentationセッションに参加した企業は14社。最大手のCapitaLand系列のREITを中心に幅広いセクターのREIT…
NYダウが90年ぶりの8週連続で下落するなど株価が冴えない状況が続いていますが、REIT指数も1年ぶり安値圏に到達しています。米長期金利が2.8%台と高水準のためREITの配当利回りと比較し魅力が薄れていることが要因です。さらに住宅ローン金利上昇により米・4…
米国を中心に世界的にインフレが進んでおり、特に原油や天然ガスなどのエネルギー価格の高騰が問題となっている中、今まさに旬なテーマを扱っている良書です。ダニエル・ヤーギン氏は1992年に「石油の世紀」という本でピューリッツァー賞を受賞するなど、エ…
--2023/3/14更新-- シンガポールリートのHospitality系で最大のREITであるCapitaLand Ascott Trust。シンガポールを中心に15ヵ国47都市に物件を保持しています。 2006年のIPO以降、コロナ禍も乗り越え、着実に規模を拡大し、総資産はS$8.0 Bまで拡大していま…
昨今の原油・天然ガス価格高騰をきっかけに、エネルギーに関する記事をみかける機会も増えてきました。エネルギーは環境問題のみならず国家の安全保障にも関わる重要な分野です。脱炭素化など再生エネルギーに関する声は日に日に大きくなっていますが、全て…
ヘルスケアREITであるFirst REITが日本の老人ホーム施設への投資を拡大しています。First REITのポートフォリオはほぼインドネシア物件でしたが、日本への投資を拡大し、全体の22%を日本の物件が占めるまで拡大しています。 本来ヘルスケアREITというのはア…
黒木亮さんによるカラ売り屋シリーズ、今回のテーマは仮想通貨。 表題の「カラ売り屋vs仮想通貨」の他に、"巨大航空会社"、"電気自動車の風雲児"の三本立ての内容です。いずれも実際の出来事をテーマとしつつフィクションを加えた形で、①仮想通貨:コインチ…
FRB議長のパウエル氏が17日に会見を行いました。 ポイントとしては、 ・物価上昇ペースが鈍化しなければ金利をより引き上げる ・「中立」水準より金利を引き上げることもありえる ・物価安定を取り戻すためにいくらから痛みを伴い得る WSJニックの「6月7月に…
東京大学と理化学研究所が共同研究での成果として、「水を高速で通すにもかかわらず塩を通さないフッ素化ナノチューブ」を開発しました。この開発は海水の淡水化に応用できるものとして期待されています。 内面をフッ素で覆った微細なナノチューブを開発した…
シンガポールREIT最大のCapitaLand Integrated Commercial TrustがMaybank IBG- REITAS Conference でセッションを行いました。先日のQ1決算と合わせてみていきたいと思います。決算内容自体は最大手らしく手堅い決算でした。 全体での占有率は93.6%、Retail…
マーケットが不安定な状況が続いていますが、そんなときにこそ、冷静な判断を持ちたいものです。そのためのアプローチとして自分が今まで読んだ投資本や記事を再度読み返し、投資をする上でのポリシーを再確認することが有用です。 そこで、私が過去読んだ中…
シンガポールREITで最大のIndustrial REITであるAscendas REITがシカゴの物流施設を取得しました。 今回の買収額は$99million (S$133million)で、シカゴの物流施設7物件になります。 いずれも占有率は100%とフル稼働している状態で、NPIへの貢献利回りとして…
世界最大ヘッジファンドを運営するレイ・ダリオ氏によるバブル指標分析のアップデートを公開しています。結論として、現在の株価はバブル感は払拭されているものの全体としてはまだ割高に見えるとの見解を示しました。 バブル指標を判定するにあたっての項目…
最大のシンガポールREITであるCapitaLand Integrated Commercial Trustの保有する79 Robinson RoadがCapitaSkyとしてリブランドされました。このディールの金額は$930millionと、日本円で1000億円以上のプロジェクトでした。 場所はシンガポールのビジネス中…
シンガポールREIT市場全体での4月パフォーマンスの振り返りです。シンガポールでの投資イベントでREITセミナーを実施しているKenny Loh氏の5月1日レポート分の要約になります。 FTSE ST REITインデックスは先月末の864.41から853.56と、-1.25%の減少となりま…
上海のロックダウンが始まってから1ヶ月以上経ちましたが、まだ状況は改善せずに、さらに北京でも対策の厳格化を進めています。 中国はゼロコロナ政策を取っていることもあり、1-3月期の実質GDP成長率は4.8%と全人代の設定目標である5.5%には到達できずに悪…
投資の神様ことバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの年次株主総会が行われ、米国株買いに積極的なスタンスであることがわかりました。 近年、株式のバリュエーションが高いこともあり、積極的に株式購入を行うことができず、キャッシュ比率が高ま…