三井物産も関わるCapitaSkyビルのリブランディングが完了

最大のシンガポールREITであるCapitaLand Integrated Commercial Trustの保有する79 Robinson RoadがCapitaSkyとしてリブランドされました。このディールの金額は$930millionと、日本円で1000億円以上のプロジェクトでした。

 

場所はシンガポールのビジネス中心地区であるタンジョン・パガー駅にあります。タンジョン・パガーは日本食レストランも多く、日本企業がオフィスを多く構えているエリアでもあります。

この案件には三井物産と東京建物の合弁会社であるMitsui and Tokyo Tatemonoが関わっており、Southernwood PropertyというSPC(Special Purpose Company)を通して35%出資しています。

こちらは2016年の三井物産のリリースですが、ようやく完成となりました。

今後は、COREF(CapitaLand Open End Real Estate Fund)が30%、CICT(Capitaland Integrated Commercial Trust)が70%の比率で物件を保有することになります。

 

CapitaSkyの物件占有率は92.9%, NPI利回りは4%の物件になります。

 

Capitaland Integrated Commercial Trustは決算も順調でしたし、アジアを代表するREITとして引き続き存在感を発揮してほしいです。