Ascendas REITがシカゴの物流施設を7物件取得

シンガポールREITで最大のIndustrial REITであるAscendas REITがシカゴの物流施設を取得しました。

今回の買収額は$99million (S$133million)で、シカゴの物流施設7物件になります。

いずれも占有率は100%とフル稼働している状態で、NPIへの貢献利回りとしては5.3%となります。

 

この買収により、Ascendas REITが保有する物件の米国比率は高まります。Ascendas REITが保有する物流施設のうち、USの物流施設が占める割合は9.4%から14.6%へと上昇。全体のポートフォリオに占める物流施設の割合は25%、US比率は約15%となります。(全ポートフォリオS$16.4bnに対して今回S$0.13bn程度の買収のため、約1%増加。)

 

物件取得前のポートフォリオ(種別)

物件取得前のポートフォリオ(地域別)

Ascendas REITは2022Q1にオーストラリアの物流施設2物件も取得完了(S$90.2million)しているため、今年に入ってから物流施設への投資比率が拡大しています。

 

5/21に行われるREIT SymposiumにはAscendas REITのCEOセッションもありますので、今後の拡大戦略に引き続き注目です。