【2024年版】シンガポールリートおすすめ銘柄 Top5

今回は2024年のおすすめシンガポールリート銘柄を考察したいと思います。シンガポールリート指数は金利の上昇により2023年10月末まで右肩下がりで下落したものの、金利上昇が落ち着いた11月からは上昇に転じ、年間を通してやや下落の-3.38%という結果となりました。

2024年は各国の金融政策の転換により金利低下が予想されるため、11月以降の流れを引き継ぎ、REIT価格も上昇が期待できます。2022、2023年と2年越しで下落基調であったため、大型優良REITも割安水準となっており、これらの銘柄を中心にポートフォリオを組むことを推奨します。おすすめ銘柄のTop5は下記となります。

  1. CapitaLand Integrated Commercial Trust (CICT)
  2. CapitaLand Ascendas REIT (CLAR)
  3. CapitaLand Ascott Trust (CLAS)
  4. Mapletree Industrial Trust (MINT)
  5. Keppel DC REIT (KDCREIT)

ChatGPTなど生成AIブームにより長期的にも需要が伸びるデータセンターを保有する産業系REIT(CLAR,MINT,KDCREIT)を3銘柄含んでいます。これら5銘柄をポートフォリオとして組む場合の配分はCICT 30%, CLAR 30%, CLAS20%, MINT 10%, KDCREIT 10%, です。この配分でも年間5%以上の配当収入を得ることができます。まずはCapitaLand Intengrated Commercial Trsut, CapitaLand Ascendas REITの2銘柄を中心にポジションを構築し、余裕が出てきたタイミングでトッピングの形で他3銘柄を追加していくのが良いでしょう。

 

1. CapitaLand Integrated Commercial Trust (CICT)

シンガポール最大のオフィス・リテール複合リート。オフィスなど物件クオリティが総じて高く、長期的に安定した銘柄です。最大時価総額ながらも配当利回りは5.3%をマークしているため、長期ポートフォリオの中心を担う銘柄となります。

 

2. CapitaLand Ascendas REIT(CLAR)

CapitaLand Ascendas REITは産業施設を中心としたIndustrial REITです。オフィスやリテールが景気の波に大きく影響を受ける一方、産業施設は比較的耐性があり底堅く推移することが期待されます。近年はデータセンター施設の取得にも注力しており、ポートフォリオの9%をデータセンターが占めています。

 

3.CapitaLand Ascott Trust (CLAS)

CapitaLand Ascott TrustはHospitality系リートでコロナ禍リオープニングの流れに乗り業績が大幅改善しています。業績の回復が続いているものの、REIT価格はコロナ前水準までは戻っておらず、まだまだ上昇余地のある銘柄となります。

 

4.Mapletree Industrial Trust (MINT)

CapitaLand Ascendas REITに次ぐ規模の産業施設特化型REITで、大手Mapletreeがスポンサーです。特に米国データセンター比率がポートフォリオの48%と高い点が特徴です。2023年には日本のデータセンターも取得し、米国・シンガポール・日本に物件を保有しています。2010年のIPO後、順調に資産規模を伸ばし、2023年の厳しいマーケット環境でも+15%と安定したパフォーマンスでした。

 

5.Keppel DC REIT (KDCREIT)

シンガポール最大のデータセンターリートで、2023年には生成AIブームの恩恵を受け+10%以上の株価上昇となりました。データセンターは長期的に高いニーズが想定され、特にBCP(事業継続性)の観点から、自然災害の少ないシンガポールにあるデータセンターは立地面での強みとなります。一方、中国データセンターの保有率が高い点が直近でのリスクとなっています。

 

2022,2023年とREIT逆風の時期が続きましたが、ようやく待ちに待った金利低下局面というREITにとって追い風となる相場環境がやってきます。2024年はREIT価格上昇を伴い含み益を伸ばしながら高配当を享受できる良い投資機会となるでしょう。上記推奨5銘柄だけではなく、シンガポールリート全体の2024マーケットOutlookも本ブログで別途紹介する予定です。

 

ちなみに個別銘柄ではなく、マーケット全体に投資するインデックス投資を好む方にはETFという選択肢もあります。

新NISAの開始にあたって、世界株(オールカントリー)や米国株のインデックス投資を始めた方も多いと思いますが、REIT投資においてもインデックス投資はとても良い投資対象です。これを機にぜひ合わせてチェックしてみてください。