2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Keppel DC REIT 2023 H1決算

データセンター特化型リートのKeppel DC REITが2023 H1の決算を発表しました。 Gross Revenue: S$140.4M (YoY +3.6%) NPI: S$127.3M (YoY +3.3%) DPU: 5.05 cents (YoY +0.0%) Gross Revenue,NPIは+3%程度の成長となりました。金利コストや光熱費などのファ…

シンガポールREIT 2023 H1, Q2決算シーズン突入

先週より米国株でも主要決算が相次ぎ、今週もマイクロソフトなど重要決算が目白押しですが、シンガポールREITも決算シーズンが本格化します。 まずはKeppel DC REIT, Keppel REITなどのKeppel系列、Mapltree Logistics /Industrialの大型REIT、そして週後半…

GPIFがブラックストーン不動産ファンドへの投資を拡大

世界最大の年金ファンドである日本のGPIFがブラックストーンの不動産ファンドへ5億ドルを投資したことがわかりました。 Japan’s Government Pension Investment Fund (GPIF), the largest pension fund in the world, is among investors in Blackstone’s gl…

J REIT 増える合併:"総合型"REITはリート投資家にとって吉か凶か

東証リート指数は2022年は2000円台であったものの、2023年年初は1900円、さらに2023年上半期が終わった時点で1860円前後と、好調なパフォーマンスを上げる日経平均に見劣りしています。そのような市場環境の悪化もあるのか、J-REITでは合併が増え、全60銘柄…

シンガポールREIT マーケット市況 7月レポート

今年上半期も終わったところで、シンガポールREITのパフォーマンスを、Kenny Loh氏の7月3日付レポートで振り返りたいと思います。 FTSE ST REITインデックスは先月末の714.12から716.79と、+0.32%というほぼ横ばいの結果になりました。 各銘柄のファンダメン…

【書評】三体 0 ゼロ  劉慈欣

ネットフリックスでも実写化目前となっている三体の最新本「三体 0 ゼロ」。今回も期待にそぐわぬ至高の SF小説となっています。 三体0【ゼロ】 球状閃電 作者:劉 慈欣 早川書房 Amazon 14歳の誕生日の夜に“それ”に両親を奪われた少年、陳。謎の球電に魅せ…