GPIFがブラックストーン不動産ファンドへの投資を拡大

世界最大の年金ファンドである日本のGPIFがブラックストーンの不動産ファンドへ5億ドルを投資したことがわかりました。

Japan’s Government Pension Investment Fund (GPIF), the largest pension fund in the world, is among investors in Blackstone’s global real estate fund that raised more than US$30bn (€26.9bn) earlier this year.

In its latest annual report, GPIF has confirmed that it committed US$500m to Blackstone Real Estate Partners X.

GPIFの不動産ポートフォリオの金額は12ヶ月間で7730億円から9190億円まで増加しています。

 

ブラックストーン運営のBREITに関する記事はこちら。解約制限が続いている状況でした。

 

ブラックストーンをはじめとした米国不動産投資信託は解約が相次ぐなど、特に商用不動産を中心にマーケットから敬遠されている時期が続いていましたが、先日のプロロジスによる物流施設取得など、安値になったところで買いが入るニュースが散見されています。

これはREIT市場には良い傾向で、米国優良物件であれば、やはり底値での買いを狙っているファンドや事業会社が控えていることを意味しています。

 

さらに、ChatGPTなどによるAIブームで、NVDIAなどの半導体株が好調ですが、それと同時にAIインフラに必要なデータセンターも好調で、世界最大のデータセンターREITであるEqunixは年初来20%以上も上昇しています。

先週発表された米国CPI ,PPIも予想下振れとなり、FRBによる金利引き上げの上限も見えてきました。これら、REITに取ってポジティブな状況も見えてきているのは、2023年下期での巻き返しが期待できる兆候と言えるでしょう。