パウエル氏よりタカ派な姿勢:インフレ低下まで利上げ継続

FRB議長のパウエル氏が17日に会見を行いました。

ポイントとしては、

・物価上昇ペースが鈍化しなければ金利をより引き上げる

・「中立」水準より金利を引き上げることもありえる

・物価安定を取り戻すためにいくらから痛みを伴い得る

 

WSJニックの「6月7月に50bps利上げを行う予定なのであればなぜ次回6月に1%利上げを行わないのか?」という質問に対して「既にFedは金融政策の引き締めを行っており、タカすぎる需要がある程度落ちて供給とバランスすることは目指しているが需要を壊しすぎないように留意はしたい」という回答。

 

5/17米国マーケットは会見を受けて場中に一旦下げたものの、引けにかけて上げ幅を拡大しました。出来高が低調でショートカバーによる上げという観測もありますので、積極的に買い向かうのは難しいところです。先週金曜以降、継続して反発してる点は良い傾向ですので、出来高を伴っての上昇(フォロースルーDay)を待ちたいところです。

 

transcriptは下記WSJサイトに記載されています。