Industrial reit
シンガポール隣国であるマレーシアでのデータセンター設立が激増しています。 東南アジアのデータハブであるシンガポールで土地の確保などの問題によりデータセンター(DC)の新設が難しくなるなか、周辺国が新たな投資の誘致へと動いている。足元で活発化し…
シンガポールREIT市場は、様々なセクターに分かれており、その中でもIndustrial REIT(産業用施設REIT)は年初からの成績が特に好調です。今回は、シンガポールREIT市場での最新動向と、Industrial REITの成功要因について詳しく掘り下げてみましょう。 Indust…
シンガポールREITを代表するIndustrial REITであるCapitaLand Ascendas REITがFY2023 H1決算を発表しました。無難な決算であったものの、配当が前年比-2.0%減額という結果になりました。 Asset Management: 物件の稼働率は94.4%とYoYで0.4pts改善。特筆すべ…
物流REITの世界最大手であるPrologisが31億ドルでBlackstoneから物流倉庫を中心とした産業施設を取得しました。 米投資会社のブラックストーンは倉庫と工業用物件を31億ドル(約4400億円)で、産業用不動産を手がける米プロロジスに売却することで同社と合意…
GLPはJ-REITを代表する物流REITを運営しており、時価総額面でプロロジスと2強の地位を築いています。GLPは元々シンガポールの物流企業で、今は中国資本が入り、物流施設のみならずデータセンターや再生エネルギー、さらにはファンド事業の領域にも拡大してい…
シンガポールREITを代表するIndustrial REITであるCapitaLand Ascendas REITのFY2022 2H決算は好調な結果でした。Key Highlights のスライドで今回の決算の良好さが凝縮されています。 Asset Management: 物件の稼働率は94.6%とYoYで1.4pts改善。更新賃料上…
2022/12/28更新 <概要・特徴> SGXに上場した最初のヨーロッパREIT。オフィスと産業系施設/物流施設をメインに投資しています。ヨーロッパのエリアは広く、西ヨーロッパ・中央ヨーロッパに物件を保有しています。ウクライナに直接物件は持っていませんが、隣…
<概要・特徴>シンガポール最初のデータセンター特化型リート。シンガポールを中心としたアジアパシフィックと欧州圏にデータセンターを保有しています。特にシンガポールは地震や津波などの自然災害がなく、BCP(Business Continuity Plan)の観点から立地面で…
<概要・特徴> New Economy不動産に強いESRをスポンサーとする産業施設に特化したIndustrial REITで、シンガポールとオーストラリアに投資しています。2022年4月にESR REITとARA-LOGOS REITが合併してESR-LOGOS REITとなり、時価総額が全体12位まで拡大してい…
2022年も残り2ヶ月と少しとなりましたが、データセンターREITの株価は悪化の一途を辿っています。シンガポールREITを代表するKeppel DC REITも年初来で-28%も下落しています。 Jim Chanosの"データセンターREITは売り"というレポートは現在あたっており、業…
CapitaLand Ascendas REITが保有している米国ポートフォリオで高いパフォーマンスを上げています。その秘訣についてWilliam Tay CEOが語っています。 Ascendas REITは2022年度に入ってからシンガポール国内物件、海外物件、共に積極的に新規物件取得を実施し…
コロナ禍中、最も繁盛したREITは物流リートでした。米国REITでもJ-REITでもシンガポールREITでも同様です。ここ5年ほどでJ-REITでも三井不動産や三菱地所などの物流リートIPOが相次いだのが象徴的です。その反動もあり、アフターコロナになってからは低迷が…
AIMS APAC REITがSPグループと協業し、自社の6物件に太陽光パネルを設置することを決定しました。シンガポールREITによる最大規模で、その規模は20,157 rooftop solar panel、年間14,500 Megawatt-hourの電力を算出します。ちなみにAIMS APAC REITは中小型の…
Industrial系リート ESR-LOGOS REITのセミナーが9/27(火) 13:30-14:30(SG時間 12:30-13:30)で行われます。SGX(シンガポール証券取引所)とREITAS(REIT Association of Singapore)主催の公式セミナーで参加費は無料です。平日昼間のセミナーですが、お昼休み時…
シンガポールREITを代表するAscendas REITが面白い分野に目をつけてきました。REIT初の冷凍冷蔵倉庫をS$192 millionで取得します。 この物件は7年前に完成した比較的新しいGrade Aの冷凍冷蔵倉庫施設で、現在のテナントはスーパーマーケットチェーンを含む5…
<概要・特徴> Mapletree Logistics Trustはシンガポール最大の物流リートで、大手Mapletreeがスポンサーです。2005年上場と歴史も長く、安定した実績を上げているリートです。 価格:1.78SGD 時価総額:8,549M SGD 配当利回り:5.1% (2022/8/29時点) 最新の1Q F…
Frasers Logistics & Commercial TrustがUKの物件を取得しました。金額は€101 million ($124 million)。2週間前にはオーストラリアの物流施設も新規取得しており、ポートフォリオ内の物流施設比率を高めています。 この買収により、ポートフォリオに占めるUK…
Keppel DC REITが中国のデータセンター2物件を取得しました。取得金額は$210M、取得完了予定はGuandong DC 2が2022年2H、Guandong DC3は2023年Q3に買収完了予定となっています。 このデータセンターは2021年7月に取得した中国のデータセンターと同じBluesea(…
==2023/9更新== シンガポールREITの中で規模的にも2トップともいえるAscendsとCapitaLand Integrated Commercial Trustのうち、今回はAscendasについてまとめたいと思います。 シンガポールREITの代表格であるAscendas ReitはIndustrial(産業系)のREITに属…
シンガポールREITで最大のIndustrial REITであるAscendas REITがシカゴの物流施設を取得しました。 今回の買収額は$99million (S$133million)で、シカゴの物流施設7物件になります。 いずれも占有率は100%とフル稼働している状態で、NPIへの貢献利回りとして…
上海のロックダウンが始まってから1ヶ月以上経ちましたが、まだ状況は改善せずに、さらに北京でも対策の厳格化を進めています。 中国はゼロコロナ政策を取っていることもあり、1-3月期の実質GDP成長率は4.8%と全人代の設定目標である5.5%には到達できずに悪…
大手スポンサーMapletree が運営するIndustrialリート。シンガポール証券取引所に上場するIndustrialリートでも最大級の銘柄です。 <概要・特徴> 価格:2.67SGD 時価総額:7,146M SGD 配当利回り:5.1% (2022/4/15時点) 2010年の上場以降、着実に資産規模を拡大…
三菱地所が米国でのデータセンター事業に参入します。5Gなど世界的なデータ量の増加が背景となり、2024年2月までに2棟、2030年までに7棟のデータセンターを設立します。 さらに2-3年内をめどにデータセンターREITも立ち上げるとのことです。私募REITのた…