2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Frasers Logistics がUKの物流施設への投資を拡大

Frasers Logistics & Commercial TrustがUKの物件を取得しました。金額は€101 million ($124 million)。2週間前にはオーストラリアの物流施設も新規取得しており、ポートフォリオ内の物流施設比率を高めています。 この買収により、ポートフォリオに占めるUK…

ラリーウィリアムズ 米国株は上昇へと転換する

チャート分析で有名なラリーウィリアムズ氏が米国株は強気相場へ転換するとしています。特にシーズナリティを用いた相場予測について言及しています。 シーズナリティから判断し、 株式は3年間の強気相場の入り口にきている。 CPIはピークアウトし、インフレ…

個人投資家 テスタさん x 井村さん対談②

個人投資家 テスタさん x 井村さん の対談第二回です。今回は難局の乗り越え方というテーマでの対談。 前回(第一回)についての記事はこちら。 テスタさんは損切りを徹底しており、去年8月頃からやり方を変えている。 去年8月の決算発表時期の頃からかな。「…

Keppel DC REIT 中国データセンター取得

Keppel DC REITが中国のデータセンター2物件を取得しました。取得金額は$210M、取得完了予定はGuandong DC 2が2022年2H、Guandong DC3は2023年Q3に買収完了予定となっています。 このデータセンターは2021年7月に取得した中国のデータセンターと同じBluesea(…

【銘柄分析】NetLink NBN Trust :シンガポールのインターネットインフラを支える銘柄

NetLink NBN Trustはファイバーネットワークのインフラ設計・構築・所有・運用を行う会社です。シンガポール全土のブロードバンドやインターネットプロトコルサービスのためのファイバー接続などを提供しています。一般の住宅向けやデータセンターなどへ幅広…

個人投資家 テスタさん x 井村さん 対談①

有名個人投資家のテスタさんと井村さんの対談企画がアップされていました。実際の銘柄例を挙げてどのような判断で売買を行ったのかという点を中心に内容の濃いものとなっています。 特に興味深かった内容をいくつか抜粋したいと思います。 テスタさんが海運…

原油・エネルギー株が下落。マーケットへの影響は?

6/17に原油価格が一時108ドル台まで急落しました。世界的な景気減速懸念と、バイデン政権が燃料輸出規制を出すのではという観測が流れたことが背景です。 原油価格下落に伴って米国エネルギー株も下落しています。エネルギーセクターETFが一日で-5.47%、直近…

日本国債をめぐる日銀 vs ヘッジファンド

6/17に日銀の金融政策決定会合がありました。スイス中銀が利上げを実施するサプライズもあり、「日銀も続いて方針を変更するのでは?」と今まで以上に注目を集めましたが、予想通りの「変更なし」という結果になりました。発表後、132円から135円まで一気に…

テスラ株は買い場か?!

2016年にテスラ株を買ったことで有名なロン・バロン氏。今回のテスラの株価のクラッシュは買い場になる可能性があるとブルームバーグにコメントを出しています。 資産家のロン・バロン氏は電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズが向こう10年から20…

ガンドラック氏 FRBの見通しに懐疑的。リセッションは避けられない。

6/15FOMC会合で0.75%の利上げが決定された後、ガンドラック氏がCNBCに出演しました。ガンドラック氏が以前から指摘している通り、今の金利水準ではインフレを抑えることはできない点を強調しています。氏のヘッジファンドであるダブルラインのモデルでは、イ…

Frasers Hospitality Trustが非上場化。

Frasers Hospitality TrustがFY2022Q4に非上場化することになりました。 下記のBloombergの記事にも出ていますが、価格は0.70SGDとほぼCOVID19前の価格水準での買付けとなります。 https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-06-12/singapore-s-frasers-…

米国債 長短利回り逆転。リセッションリスク高まる。

米国2年債と10年債の利回りが逆転し、リセッションリスクが高まっています。 今週(6/14,15)実施されるFOMCで0.75%の利上げ予想が警戒され、米国債は逆イールドとなりました。発端は、先週発表されたCPI上ブレによりインフレの減速が見られなかったことにあり…

シンガポールの海運革命

シンガポールといえばアジア海運の中心拠点ですが、NHKで面白い特集がありました。 シンガポールに行かれたことがある方は、周りの海に多くの船が停泊しているのを見たことがあるかと思いますが、シンガポールには年間13万隻の船が寄港します。アジア内でも…

中国FinTech大手のAnt がシンガポールでデジタル銀行を設立

Alipayで知られるAntグループがシンガポールでデジタル銀行を設立すると発表しました。 ジャック・マー率いるAnt Groupは2020年に上海と香港市場での上場を予定していましたが、直前で中国政府当局からの調査により上場延期となりました。その後、中国テック…

【銘柄分析】Keppel Pacific Oak US REIT :米国の高成長エリアを中心に投資できるOffice REIT

==2022/09更新== Keppel Pacific Oak US REIT (旧Keppel KBS US REIT) は2017年10月に上場したUSマーケットを投資対象としているREITです。保持する物件はオフィス・ビジネスパークで、Manulife US REIT や Prime US REITと同じカテゴリーとなります。上場以…

【銘柄分析】CapitaLand Ascendas Reit :シンガポール最大のIndustrial REIT

==2023/9更新== シンガポールREITの中で規模的にも2トップともいえるAscendsとCapitaLand Integrated Commercial Trustのうち、今回はAscendasについてまとめたいと思います。 シンガポールREITの代表格であるAscendas ReitはIndustrial(産業系)のREITに属…

シンガポールREIT マーケット市況 6月レポート

シンガポールREIT市場全体での5月パフォーマンスの振り返りです。シンガポールでの投資イベントでREITセミナーを実施しているKenny Loh氏の6月5日レポート分の要約になります。 FTSE ST REITインデックスは先月末の853.56から820.69と、-3.85%と大幅に低下す…

【銘柄分析】BHG Retail REIT :中国マーケットへ投資できるRetail REIT

--2022.6 更新-- シンガポール上場リートの中には、シンガポール国外の物件への投資をしているものも多く、特に、オーストラリア、中国、日本、の物件に投資しているREITが多いです。対照的にJ-REITの大半は日本の物件のみに投資しているものが多いです。日…

Singapore REIT Synposium2022 レビュー③:シンガポール国外メインのREITsセッション

シンガポールREIT関連で最大のREITイベント REITs SYMPOSIUM 2022 が実施されました。今年は会場とオンラインのハイブリッド形式です。 Interview/Presentationセッションに参加した企業は14社。最大手のCapitaLand系列のREITを中心に幅広いセクターのREIT C…

Singapore REIT Synposium2022 レビュー②:シンガポール国内メインのREITsセッション

シンガポールREIT関連で最大のREITイベント REITs SYMPOSIUM 2022 が実施されました。今年は会場とオンラインのハイブリッド形式です。 Interview/Presentationセッションに参加した企業は14社。最大手のCapitaLand系列のREITを中心に幅広いセクターのREIT C…