債券

ダラス連銀ローガン総裁 : 米国国債市場の脆弱性を指摘

ダラス連銀のローガン総裁が3日のスピーチで、米国国債市場の脆弱性を指摘しました。次回のFOMCでの利上げが0.5%になる可能性があるという意見が出ている中で、0.25%の利上げを支援する材料とも言えそうです。 ローガン氏は「国債市場の規模と複雑さが増大す…

ピクテ 萩野氏 "2023年は金と新興国に注目"

==2023/2/28追記== より新興国について掘り下げたパート2の動画もアップされていますので、こちらもリンクを貼っておきます。 パート2の方では、新興国の株・債券は分散が必須である点。今のバリュエーションでは10年先を見据えるとかなりのリターンが狙える…

ジャンク債ETFに多額の資金流入

年始から好調の米国株価と同様、ジャンク債(ハイ・イールド債)へも多額の資金流入が確認されています。2022年で約15%下落したこともあり、12%程度のリターンが見込めるということでジャンク債に投資家が殺到しているようです。 ブルームバーグのデータによる…

ガンドラック氏 債券60%株式40%のポートフォリオを推奨

ガンドラック氏が自身のファンドのWebcastで現在のマーケットについての見解を述べ、伝統的な「株式60%債券40%」ではなく、「債券60%株式40%」のポートフォリオを推奨しました。 現在の米国債の逆イールド(長短金利差)はリセッションを示しており、債券には…

ガンドラック氏: グローバル化の逆回転 債券投資にチャンスあり

ガンドラック氏による2023年の相場観です。株式よりも米国債などの債券投資にチャンスありと見ているようです。 過去40年はインフレと金利の低下という長期トレンドだったが、それが逆転した。グローバル化の巻き戻しで生活水準は悪化する。 3ヶ月-10年債の…

【書評】入門 社債のすべて 土屋剛俊

世界的な金利の上昇に伴い、債券への注目度が高まっています。米国2年債は一時4.7%の利回りとなるなど、米国債を購入するだけで4%以上の利回りを得ることができる状況を見ると、元本保証されている債券投資もありだなと感じるかと思います。国債の利回り上昇…

レイ・ダリオ氏 "現金はゴミ"ではなくなった。

「現金はゴミ」のフレーズを生み出したレイ・ダリオ氏ですが、今の金利水準であればキャッシュはアセットとしてみなすことができると述べました。 ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者で資産家のレイ・ダリオ氏は、現金保有に関する見方を転換し「現金は…

米10年債利回り4%到達。住宅ローン金利は7%越え。英国はQTを延期しQE継続へ。

ついに米国10年債の利回りが4%に到達しました。それに伴い住宅ローン金利は7%を越えています。これにより一貫して株式・債券は下落しています。 8日の取引で米10年国債利回りが一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.015%と、2008年以来の…

米債金利上昇による逆イールド拡大。REITにも逆風

ジャクソンホール会議でのパウエル講演後、金利は大きく上昇しており米国2年債は3.45%、10年債は3.1%を超えています。ドル高もさらに進み再度1ドル139円をつけています。 ジャンク債もジャクソンホール会議の前から資金流出が続き、今週に入ってからも大きく…

シンガポール政府、初のグリーンボンド(環境債)2330億円発行へ 

シンガポールはESGへの取り組みを本格化させており、今回初のグリーンボンドを発行します。 シンガポール政府は8月中旬に、集めた資金の使い道を環境に役立つ事業に限るグリーンボンド(環境債)を初めて発行する。発行額は24億シンガポールドル(約2330億円…

日本国債をめぐる日銀 vs ヘッジファンド

6/17に日銀の金融政策決定会合がありました。スイス中銀が利上げを実施するサプライズもあり、「日銀も続いて方針を変更するのでは?」と今まで以上に注目を集めましたが、予想通りの「変更なし」という結果になりました。発表後、132円から135円まで一気に…

ジャンク債 ヘッジファンドが大幅ショート

REITと同様、高い利回りのインカムゲインを得る投資対象としてハイイールド債(ジャンク債)があります。 S&P500やダウ指数は最高値を更新している一方、炭鉱のカナリアとも言われるハイイールド債は現在ショートポジションが増えている状況です。 ヘッジファ…