2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

株価急騰中のテスラの企業価値は?ダモダラン教授が試算。

年初から米国株式指数は好調で特にナスダックは年初来+10%と大きく上昇しています。その中でも先週1/25引け後に決算発表を行ったテスラ株は1/26,27日と2日連続で+10%以上の上昇を見せています。このタイミングで企業価値評価で有名なダモダラン教授がテスラ…

ピクテ 萩野氏 "2023年は金と新興国に注目"

==2023/2/28追記== より新興国について掘り下げたパート2の動画もアップされていますので、こちらもリンクを貼っておきます。 パート2の方では、新興国の株・債券は分散が必須である点。今のバリュエーションでは10年先を見据えるとかなりのリターンが狙える…

米国リート資産価値より2-4割割安水準。オフィスリートはコロナショック時の水準に到達。

金利上昇が進み米国不動産景況感が悪化し、REITの価格下落が進んでいます。この下落により、REITが保有している物件価値よりも2-4割も割安となっています。 特に空室率の目立つオフィス系は4割安の水準で、ハイテク企業を中心に需要悪化でオフィス需要が落ち…

レイ・ダリオ氏「ドル基軸の崩壊」

レイ・ダリオ氏が世界の分断についてドル基軸の崩壊と共に、有望な投資先となり得る国ついて語っています。 現在の世界秩序は1930-45年の状況と似ており、米中対立など世界的に紛争につながる状況。 米国、欧州、日本などの先進国は債務が拡大し財務体質が健…

シンガポールREIT決算シーズン開始

米国株は金融機関を皮切りに決算シーズンが始まっています。シンガポールREITも同様で、今週はMapletree Logistics Trust, Suntec REIT, 来週後半から本格化し、Keppel系列のREIT ,そして2/1はCapitaLand Integrated Commercial Trustの決算と続きます。 好…

日銀政策変更せず現状維持

FX

日銀は本日18日の金融政策決定会合で金融緩和策の現状維持を決めました。この結果を受けて一時131.5円台になるなど大幅に円安が進みました。日経平均は緩和継続ということで大幅上昇の650円プラスで引けました。YCC撤廃を期待して年明け以降好調であった銀行…

ジャンク債ETFに多額の資金流入

年始から好調の米国株価と同様、ジャンク債(ハイ・イールド債)へも多額の資金流入が確認されています。2022年で約15%下落したこともあり、12%程度のリターンが見込めるということでジャンク債に投資家が殺到しているようです。 ブルームバーグのデータによる…

ガンドラック氏 債券60%株式40%のポートフォリオを推奨

ガンドラック氏が自身のファンドのWebcastで現在のマーケットについての見解を述べ、伝統的な「株式60%債券40%」ではなく、「債券60%株式40%」のポートフォリオを推奨しました。 現在の米国債の逆イールド(長短金利差)はリセッションを示しており、債券には…

2023年はコモディティ関連株に追い風

昨年年末から年初にかけての取引でゴールド、シルバーなどのコモディティが好調を維持しています。コモディティの中でも特に金鉱株にフォーカスしてForbesの記事で取り上げられています。 ピックアップされている資源はゴールド、シルバー、リチウム、ウラン…

2023 REIT Outlook ①

今回は2023年REIT Outlookを見ていきたいと思います。 総括として REITはこれからの6ヶ月間でプライベート不動産ファンドや株式市場をアウトパフォームする。 REITは強固なオペレーションパフォーマンスを伴った低成長の期間になるものの、2023年の不確実性…

ブラックロック傘下のイギリス不動産ファンドの解約停止

先日のブラックストーンの償還制限に続きブラックロックが傘下イギリス不動産ファンドの解約停止を延長しているようです。 世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは、英不動産ファンドに対する解約請求を凍結した。市場が激しく変動する中で、英不動…

OUE Commercial REITがヒルトンのリオープニングによりMICE関連を強化

OUE Commercial REITが改築していたHilton Singapore OrchardのOrchard Wingをリオープンしました。シンガポールに馴染みにある方はご存知かもしれませんが、元々Mandarin Orchard ホテルであった物件がHilton Singapore Orchardとして生まれ変わっています…

ガンドラック氏: グローバル化の逆回転 債券投資にチャンスあり

ガンドラック氏による2023年の相場観です。株式よりも米国債などの債券投資にチャンスありと見ているようです。 過去40年はインフレと金利の低下という長期トレンドだったが、それが逆転した。グローバル化の巻き戻しで生活水準は悪化する。 3ヶ月-10年債の…

半導体の供給過剰、解消は23年秋以降。自動車向けは供給不足継続。

1/3の日経新聞で半導体に関するニュースが出ています「半導体の供給過剰、解消は23年秋以降 車向けは逼迫続く:日本経済新聞」 パソコンやスマートフォンに関連する半導体は2023年秋まで供給過剰が続きますが、自動車向けの半導体は依然として供給不足となっ…

シンガポールREIT マーケット市況 1月レポート

シンガポールREITの直近パフォーマンスを、Kenny Loh氏の1月1日付レポートで振り返りたいと思います。 FTSE ST REITインデックスは先月末の723.18から725.07と、+0.26%のやや上昇の結果となりました。レンジ下限まで下げたところで下げ止まっている形となっ…

【2023年版】シンガポールリートおすすめ銘柄 Top5

--2024/1/8更新-- オススメ銘柄やポートフォリオ戦略に大きな変更はありませんが、2024年版を以下に更新しています。 --以下は2023年版の記事です-- 今回は2023年のおすすめシンガポールリート銘柄を考察したいと思います。シンガポールリート指数は2022年に…