レイ・ダリオ氏「ドル基軸の崩壊」

レイ・ダリオ氏が世界の分断についてドル基軸の崩壊と共に、有望な投資先となり得る国ついて語っています。

  • 現在の世界秩序は1930-45年の状況と似ており、米中対立など世界的に紛争につながる状況。
  • 米国、欧州、日本などの先進国は債務が拡大し財務体質が健全ではなくなったため、インフレ調整後の実質リターンは悪化する。
  • 一方、財務体質が健全で外国紛争の影響が小さい有望な国としては、インドネシア・ベトナムなどのASEAN諸国、さらにサウジアラビアなどの湾岸諸国。
  • ”反グローバリゼーション”中立を維持し、グローバリゼーションの恩恵を受ける例としてメキシコを挙げる。中国からメキシコへ生産拠点を移すグローバル企業からの恩恵を受けることができるため。
  • 最大の紛争懸念は中国の台湾侵攻。