シンガポールの大手不動産事業会社のCapitaLandが日本の不動産への投資を進めているようです。
日本の運用資産を約3900億円への倍増するようです。
現在、日本の運用資産は、モールが5店、オフィスビルが4棟、サービス付きアパートと賃貸アパートが23件となっています。
ちなみにCapitaLandは
モール:CapitaLand Mall
オフィスビル:CapitaLand Commercial
住居・アパート:Ascott Residential
国外向け:China, Malaysia へのモール
とそれぞれのカテゴリでシンガポールREITを上場させています。
日本不動産への積極的な姿勢を受けて、7/7 時点での東証RIET指数の利回りを確認してみたところ、平均分配金利回りが4.09%と割安感のある水準まできているようです。
リーマンショック時もそうでしたが、株式市場比べてREIT市場規模は小さいので、割安感があるとはいえど、さらに下落していく可能性はあります。(日本の不動産価格が高止まりしており、REIT側での追加取得物件が割安で行えない状況なので、上値余地が多くないという見方があります。)
とはいえ、4%を超えてきているので、投資信託での積立を進めて徐々に進めていくにはよい水準かもしれませんね。