株価がやや調整している中、コモディティの代表とも言えるゴールド投資の比率を上げるタイミングは近いのでしょうか?コモディティアナリストの成田さんの動画です。
ゴールドに投資するETFの代表銘柄であるGLDは年始からレンジ内での推移が続いており、S&P500などの米国株指数に比べ、年初来のパフォーマンスは芳しくありません。
3月月初から4月末までの2ヶ月で大きく上昇し金先物が2000ドルを超える場面もありましたが、それ以降は米国債金利の上昇と逆相関し下落基調となっています。米国10年金利が4%を超える水準である今、ゴールドの買い場が近いのか、COTレポートを中心に分析を行っています。
COTレポートの使い方としては、コマーシャルズのネットショートの水準を基準に判断します。大切なポイントは2つ。
- ボトム:コマーシャルズのnet shortが0になる水準。
- ピーク:コマーシャルズのnet shortが-250,000を下回り、反転上昇する水準。
それぞれのチャート画像は以下。
<ボトム: COT Commercialsが0付近まで上昇している>
<ピーク: COT Commercialsのnet shortが-250,000を下回り、反転上昇を開始している>
動画ではシーズナリティのパターンなども交えてさらに解説しています。
結論として、買い場は近づいているものの、まだ条件を満たすには至っておらず、もう少し待ちの姿勢ということです。引き続きCOTレポートでの買いタイミングのチェックが必要となります。かなりわかりやすく解説してくれていますので、ぜひ元動画も参照して見てください。
【円建てゴールドは史上最高値更新も・・】ドル建てゴールドは役者不足か(Seahawk代表 成田博之さん) [ウィークリーゴールド] - YouTube