ひふみ投信のファンドマネージャーである藤野英人氏がChatGPTの登場で資産運用が激変すると語っています。
ChatGPTの登場で資産運用が変わる点として、藤野氏が確信した点は
- 決算情報などの情報はChatGPTにより迅速に取り込まれ、短期予測の精度が高まり、そこで勝負することが難しくなる。(アルファが取れない。)
- よって、予測期間を長期に延ばし、10年先を見越した長期的な戦略で臨む必要がある。
そこで、ひふみ投信としては、今後以下のように4つのターゲットをもとに銘柄を選別していくようです。
今まで中小型株式に注力していましたが、JTCと呼ばれる日本の大企業の中でもカルチャーが変革してきていいる企業が近年増えているようで、そのような会社を"The Prime"としてポートフォリオに組み込んでいくようです。また既存の中小型銘柄に加えベンチャーも含めた"Ten Burgers"にもより注力していくようです。
もう一つAIと別カットでの資産運用が変わる点として藤野氏が挙げている点は、インデックス投資がより強くなるということです。2024年度より新NISAが始まりますが、積立投資枠については低コストのインデックス投資での運用が最適解になるでしょう。
また、前回PIVOTに出演時はインフレ環境下での投資マインドについて語っていました。こちらは3ヶ月前にYoutubeで公開されていましたが、まさに今好調な日本株への投資を裏付ける内容となっています。
藤野氏の最新著作である「プロ投資家の先の先を読む思考法」もアクティブ投資に興味のある方には有益な内容になっていますので、ぜひおすすめです。