つみたてNISAの最適解とは?

2018年から開始の「つみたてNISA」に向けて、対象の投信など多くの情報がリリースされています。

つみたてNISAは非課税の期間が20年間もあるため、より長期な視点での投資が有用になってきます。一方、iDeCoと異なりロールオーバーができないため、手数料の安いものを選択しておかないと、投資リターンに大きなインパクトをもらたしてしまいます。

 

・長期で勝つ可能性が高い

・手数料が低い

この条件を考えた時に、最適解となる投信は現時点では前回も紹介した楽天・全米株式インデックスファンド」でほぼ決まりです。

 

 

好みによっては、新興国も含めた世界全体に投資にできる「楽天・全世界株式インデックスファンド」も選択肢に入れてもよいかもしれません。20年というスパンで見たときに、中国・インドを中心とした新興国の世界での存在感はかなり増していることでしょう。

 

個人的には、新興国から世界のトップクラスになってくる企業についてはアリババのように米国市場でも上場してくるだろうし、新興国マーケットの成長についても米国株式市場に上場しているトップ企業がグローバルマーケットを網羅してるため、「全米株式インデックスファンド」を抑えておけば、ほぼほぼ恩恵に預かれると考えています。

それに、単純に手数料面からも敢えて高いほうを選択する必要はありません。

 

つみたてNISAは対象商品が選別された投信のみのため、投資初心者にはとてもよい制度だと思います。

下記、山崎さんの記事にも記載がありますが、iDeCoと合わせて、非課税メリットを享受できる運用を進めていくことが、長期投資では大事になってきます。

gendai.ismedia.jp

 

つみたてNISAがきっかけとなり、多くの方が投資を身近に感じれるようになればいいなと思っています。一度投資を身近に感じると、日本への投資、海外への投資、株への投資、債券への投資、そしてリートへの投資など、興味が広がっていきます。そのような形で投資の和がどんどん広がれば、世界はより発展していけるはずです。

”投資とは知的でオシャレな社会貢献” 

  ひふみ投信ファンドマネージャーとして有名な藤野さんの言葉です。

 

少々話が脱線しましたが、「つみたてNISA」を上手く活用できる最適解ということで今回は記事にしました。iDeCoも含めた非課税投資制度を活用した戦略についても別途まとめたいと思います。配当利回りの高いシンガポールリートをどう活用するかもその中で取り上げていきます。