前回記事にした、米国株式市場に投資するベスト投信ともいえる「楽天・全米株式インデックスファンド」についての続報です。
*愛称は「楽天・バンガード・ファンド」となったようです。
楽天証券のみではなく、下記3社での販売が決まったようです。
10月20日より:SBI証券
楽天証券のみでの販売となるのかどうかが気になっていましたが、ネット証券大手3社全てで販売開始されます。
ネット証券大手3社で販売されることにより、投信への流入も増え、運用純資産が大きくなります。運用純資産が大きくなると、スケールメリットにより実質コストの低下につながります。
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投資信託には表に見えるコストとして
・購入時手数料
・信託財産留保額
・運用管理費用(信託報酬)
があります。
これら表に見えるコスト以外にも「売買委託手数料」や「その他費用(監査費用など)」がかかり、これを含めた総額コストが「実質コスト」となります。
*ノーロード投信であり超低コストな本投信では「購入時手数料」、「信託財産留保額」は0円です。さらにETFを使用したパッシブ投信のため、表に見えるコスト以外の部分もかなり抑えた形で運用できることが予想されます。
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下記バンガード・ジャパンのサイトにもニュースとして記載されている通り、
「楽天・バンガード・ファンド」の創設により、今回発表された
・全米株式インデックスファンド
・全世界株式インデックスファンド
以外にも、さらにラインナップを広げていくようです。
グローバルREITに投資するインデックスファンドも今後リリースされるかもしれませんね。楽しみです。
2018年から始まる「つみたてNISA」を意識してファンドを設定したと記載がありますが、iDeCoの商品ラインナップにも導入されていく可能性も大いにありそうです。