シンガポールRIETの中で唯一のデータセンターREITであるKeppel DC REITの
2017年第2四半期決算についてみていきましょう。
堅調な実績で推移していることがわかります。
カテゴリーとしても有望で個人的にも注目度の高いリートの一つです。
株価: S$1.295 (as of 28 Jun 2017)
Q2
Gross Revenue: S$34.5M (YoY +38.8%)
Net property Income: S$ 31.3M (YoY +41.9%)
Destibutable Income: S$20.1 (YoY +36.5%)
DPU(配当金): 1.74 ( YoY +4.2% )
配当利回り:5.56%
NPI二桁成長と、高い伸び率を維持しており、株価も高値圏で推移しています。
占有率も93.1%と高い水準を維持しています。
Keppel DCが保持している物件はシンガポールのみならず、オーストラリア、ヨーロッパ圏(UK,オランダ、ドイツなど)と分散もされています。ここのところはユーロ通貨もあがってきていますが、通貨という観点での分散も以下の表のとおり、上手く分散されています。
IoTやAIなど、テクノロジー関連へのマーケットの関心が増える中で、それを支えるITインフラ関連の投資については、冒頭にも記載した通り、伸びしろがまだまだあるカテゴリだと思っています。
資料:Keppel DCサイト