シンガポールREITの発足と同時に最初に上場したCapitamall REIT。
今週発表された第1四半期決算についてみていきましょう。
株価: S$2.00 (as of 21 Apr 2017)
Gross Revenue: S$172.0 (YoY -4.3%)
Net property Income: S$ 120.1 (YoY -6.1%)
Destibutable Income: S$97.0 (YoY +0.2%)
DPU(配当金): 2.73 ( YoY ±0% )
配当利回り:5.5%
不動産収入の実力値を計るNPI は前年比で悪化しています。理由は"Funan"という施設のリノベを実施しているためです。(2016年7月よりリノベ実施。2019年Q4完成予定)。
ただ、このFunan以外にも各物件の売上も前年比で微減しているものが多い点は若干気になるところです。
各物件の占有率は97.7%と、前四半期比で-0.8%となっています。
balance sheetでの負債比率は35.3%, 平均負債利率は3.2% とこちらは前四半期から大きな変更はありません。
<今後の予測>
Capitamall trustはシンガポールREITを代表する大型REITで、来年以降も現状維持の予測となっています。
DPU予想
FY16 :11.1(cents)
FY17 :11.1(cents)
FY18 :11.1(cents)
安定した配当再投資戦略には合格の銘柄だと思います。